生命保険の請求方法|死亡後に遺族がやる手続き・必要書類・期限まで完全解説
家族が亡くなった後、遺族が必ず確認すべきお金のひとつが「生命保険」です。
しかし実際には、
- どの保険会社か分からない
- 何を提出すればいいのか分からない
- 期限があるのか不安
という状態になり、請求できるお金を取りこぼすケースが少なくありません。
この記事では、生命保険の請求方法を「初めての人でも迷わないレベル」で整理して解説します。
生命保険は「請求しないと1円も出ない」
生命保険は、銀行口座のように自動で振り込まれるものではありません。
遺族が
「死亡の事実」と「保険契約者との関係」
を証明して初めて支払われます。
つまり、
- 保険に入っていても
- 書類を出さない限り
お金は受け取れません。
まず最初にやること(5分でできる)
① 保険証券を探す
以下の場所を確認します。
- 自宅の書類ファイル
- 金庫
- 通帳の近く
- 年末調整の控え
② 通帳の引き落とし履歴を見る
毎月の保険料の支払い履歴から保険会社が特定できます。
- 日本生命
- 第一生命
- 住友生命
- かんぽ生命
- JA共済
など。
③ 保険会社に電話する
「契約者が亡くなった」ことを伝えると、
- 必要書類
- 請求方法
- 手続きの窓口
をすべて案内してくれます。
生命保険請求の流れ(完全版)
STEP1:死亡の連絡
保険会社に電話。
↓
STEP2:請求書類が届く
郵送またはWeb。
↓
STEP3:必要書類を提出
死亡診断書など。
↓
STEP4:審査
通常1〜2週間。
↓
STEP5:保険金振込
指定口座に入金。
必要書類一覧
基本セットは以下です。
- 保険金請求書
- 死亡診断書(コピー可の場合あり)
- 受取人の本人確認書類
- 受取人の口座情報
- 戸籍謄本(続柄確認)
※保険会社により追加書類あり
いくら受け取れるのか
契約内容によって異なりますが、
一般的な目安:
| 保険タイプ | 支払額の目安 |
|---|---|
| 定期保険 | 100万〜3,000万円 |
| 終身保険 | 200万〜1,000万円 |
| 共済 | 50万〜500万円 |
| 団体保険 | 100万〜1,000万円 |
見落とされやすい生命保険
以下は見逃されがちです。
■ 団体保険
会社在籍時に加入しているケース。
■ 共済保険
国家公務員・地方公務員・JAなど。
■ 傷害保険
事故・急死で支払われる場合あり。
■ 医療保険の死亡給付
少額だが請求対象。
請求期限はある?
原則:
3年以内
ただし、保険会社によっては
5年・10年まで可能な場合もあります。
放置すると請求できなくなるため注意。
保険会社が分からない場合
「生命保険契約照会制度」を利用
生命保険協会が、
- 加入していた保険会社
- 契約の有無
を調査してくれます。
費用:数千円程度
期間:1〜2か月
よくある質問
Q. 保険証券がない
→ 通帳の引き落とし履歴から特定可能
Q. 受取人が亡くなっている
→ 法定相続人が請求
Q. 死因が病気でも出る?
→ 通常は支払われる
Q. 即日振込される?
→ 早くて1週間前後
生命保険は「遺族の生活費」
生命保険は、
- 葬儀費用
- 生活費
- 相続税
- 医療費
を支える大切なお金です。
請求しないまま放置されるケースも多いため、
必ず確認することが重要です。

