「終活を始めたいけれど、何から手をつければいいのかわからない」「大分県内で無料で手に入るエンディングノートはある?」とお悩みではありませんか?
エンディングノートは、ご自身のこれまでの歩みを振り返り、これからの人生をどう生きたいか、そして万が一の際に家族に何を伝えておきたいかを整理するための大切なツールです。大分県内では、多くの自治体や地域団体が独自のエンディングノートを発行し、普及に努めています。
この記事では、大分県内の主要自治体が配布しているノートの特徴や入手方法、さらに民間団体の相談窓口まで、2026年の最新情報をもとに詳しく解説します。ご自身の状況や目的に合ったノートを見つけるための参考にしてください。
エンディングノートダウンロード大分市「大分市エンディングノート」:充実した項目で備えたい方向け
大分市が発行するエンディングノートは、A4判24ページという本格的なボリュームが特徴です。これ一冊で、自分自身の基本情報から財産、医療、葬儀の希望まで網羅的に記録することができます。
- 特徴:自分史(これまでの歩み)に加え、医療・介護の希望、葬儀・相続、さらには近年重要性が高まっている「デジタル資産」の管理まで、幅広く記入できる構成です。
- 入手方法:大分市役所の長寿福祉課、および各支所の窓口にて無料で配布されています。
- 利便性:窓口での受け取り以外に、大分市のホームページからPDF版やWord版(簡易版)をダウンロード可能です。パソコンで入力・修正したい方にも適しています。
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別府市「これからノート ~自分らしく生きる~」:医療・介護の意思決定を重視
別府市のノートは、単なる情報の整理にとどまらず、将来の意思決定支援に重点を置いています。特に「ACP(アドバンス・ケア・プランニング:人生会議)」の視点が盛り込まれています。
- 特徴:認知症などで判断能力が低下した際に備える「成年後見制度」への理解や、医療・介護における具体的な希望を記録しやすい構成になっています。
- 入手方法・活用支援:健康福祉課での配布のほか、別府市が主催する「べっぷ終活あんしんサポート」などの出張講座や解説イベントでも配布されています。書き方に不安がある方は、こうした講座を利用するのがおすすめです。
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中津市「私のおもいちょっとだけシート」:まずは手軽に始めたい方向け
「分厚いノートを書き切る自信がない」という方におすすめなのが、中津市の取り組みです。心理的なハードルを下げ、重要なポイントに絞って記入できる形式を採用しています。
- 特徴:A4サイズ6〜8ページ程度のコンパクトな仕様です。特に「医療・介護」に関する意思表示に特化しており、急な病気やケガの際に家族が迷わないための最低限の情報をまとめることができます。
- 入手方法:地域包括支援センター(高齢者相談支援センター)の窓口で無料配布されているほか、PDF・Word版の利用も可能です。
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杵築市「きつき ネバーエンディングノート」:人生会議を意識した網羅版
杵築市では、自分自身の想いを大切にしつつ、残された家族への配慮も行き届いた本格的なノートを提供しています。
- 特徴:自分史、医療・介護、葬儀、財産管理、家族へのメッセージに加え、最期まで自分らしく生きるための「人生会議(ACP)」の項目を網羅しています。
- 入手方法:市民生活課および医療介護連携課の窓口で配布されています。PDF版も用意されており、市民以外でも内容を確認することが可能です。
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豊後大野市「終活支援ノート」:近隣自治体との連携による安心感
豊後大野市では、地域の実情に合わせた終活支援を行っており、杵築市など近隣自治体の好事例を参考に作成されたノートを活用しています。
- 特徴:地域密着型の内容で、身近な相談先なども意識した構成です。
- 入手方法:市役所の担当窓口で配布されており、PDF版も提供されています。
民間団体・金融機関による終活サポート
自治体以外でも、大分県内では専門家による具体的な相談・記入支援が行われています。
大分みらい信用金庫「みらいハートプラザ」相談窓口
地域金融機関として、相続や遺言、終活に関する無料相談窓口を設置しています。エンディングノートを書き進める中で出てくる「お金」や「相続」の悩みについて、専門スタッフに対面で相談しながら作成をサポートしてもらえます。別府店・大分店の両店で受け付けています。
株式会社ファイン(大の葬祭)など民間団体の支援
葬儀社などが主催する終活セミナーでは、エンディングノートの書き方講座が定期的に開催されています。「一人ではなかなか筆が進まない」という方は、こうしたセミナーに参加して、専門家のアドバイスを受けながら書き進めるのも一つの方法です。
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エンディングノートを書き始める際のポイント
エンディングノートは「一度にすべて書き上げる必要」はありません。以下の手順で、無理なく進めていきましょう。
- まずは「お気に入り」を見つける:大分市のようなボリューム重視か、中津市のようなコンパクト重視か、自分の性格に合ったものを選びます。
- 書きやすいところから埋める:名前や生年月日、趣味、ペットのことなど、すぐに書ける項目から始めましょう。
- 医療・介護の希望を優先する:万が一の際、家族が最も判断に困るのが医療の選択です。この項目は優先的に記入することをおすすめします。
- 定期的に見直す:1年に一度(誕生月など)内容を更新しましょう。2026年の状況に合わせて、連絡先や財産状況をチェックしてください。
【注意点】
エンディングノートには、遺言書のような法的拘束力はありません。相続財産の分割方法などを法的に確定させたい場合は、司法書士や行政書士などの専門家に相談し、公正証書遺言などの作成を検討してください。
✅ まとめ
大分県では、各自治体や地域団体が、住民の皆様が安心して人生の後半戦を迎えられるよう多様な支援を展開しています。
- しっかり書きたい方:「大分市」「杵築市」「豊後大野市」のノート
- 要点を絞りたい方:「中津市」のシート形式
- 相談しながら進めたい方:「別府市」の講座や「大分みらい信用金庫」の相談窓口
多くの自治体でPDF版が用意されているため、まずはスマホやパソコンで内容を確認することから始めてみてはいかがでしょうか。エンディングノートを準備することは、ご自身の不安を解消するだけでなく、大切な家族への「最後の思いやり」にもつながります。

